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CONCEPT

宮古市に、文化拠点をつくろう。

 

古くから、主に海路を通じて交通の結節点となった岩手県宮古市。それはまた、文化の結節点であることも意味してきました。東日本大震災で古い街並みの多くは失われ、町はダメージを受けました。それでも、歴史と文化の匂いは宮古のDNAとして生き続けています。

岩手県沿岸で唯一、市民出資の映画館「シネマリーン」がつい先日まで存在していたことは、そんな宮古市民が持っている「文化のDNA」なのかもしれません。街づくりや文化に関わる方々からは「宮古は文化的ポテンシャルの高い町 」という話を耳にします。

東屋さんのある本町界わいは、1611年の慶長三陸地震後の復興まちづくりの拠点という歴史を持ち、沿岸部では貴重な古い商家や蔵が残っています。

市民ひとりひとりがこの町の歴史、受け継いできた文化についてあらためて知ること、そして関わりを持つことは、宮古の歴史と文化を活かしたこれからの街づくりの一歩となります。

宮古をもう一度、文化の結節点として盛り上げよう。こうして私たちは2016年9月、東屋さんの蔵を舞台に、映画上映を軸 とした複合文化拠点「シネマ・デ・アエル」の活動をはじめました。

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